東京・横浜マザーズ通信

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子連れ帰省は新幹線と車どっちが便利?

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こんにちは。松納言(しょうなごん)です。

 

今までは気軽に出来ていた帰省も、子どもがいるだけで本当に大変です。ここでは、そんな子連れ帰省を少しでもスムーズにするためのコツを紹介していきます。

 

新幹線のメリット:移動時間が短い

新幹線の最大のメリットは移動時間が短い点です。子どもはすぐに飽きてしまうため、長時間の移動は、ぐずりの大きな原因となります。

また、ぐずってしまっても、新幹線には逃げ場があります。車両と車両を繋ぐデッキ部分は扉で仕切られているため、泣き声もある程度は遮断してくれるでしょう。

 

新幹線でおむつ替えや授乳はどうする?

新幹線内のトイレにはおむつ替えシートが付いているので、そこで交換することが可能です。

授乳室はありませんが、多目的室を授乳室として利用することができます。多目的室は東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」の場合、11号車付近です。ただし多目的室は、身体の不自由な人の利用が優先されるため、授乳室としての使用が制限されるケースもあります。

また、多目的室にはカギがかかっているため、乗務員の方に開けてもらい使用することになります。混雑時には30分近く待つ場合もあるため、できれば新幹線に乗る前に駅の授乳室などで済ませておくとよいでしょう。

 

子連れにおすすめの座席は?

東海道新幹線山陽新幹線の場合、11号車と12号車がおすすめです。多目的室に近いこの2車両には、同じような小さな子どもを連れたファミリーが多く、全体的にざわざわとした雰囲気です。

各車両の一番前と一番後ろの座席は、他の座席と比べて若干広めのつくりとなっているため、ベビーカーなどの大型の荷物がある場合にぴったりです。

家族で一列横並びに座席を確保できるのが一番ですが、窓側と通路側のどちらかしか空いていない場合は、通路側を選ぶようにしましょう。

私も以前は窓側を確保していましたが、意外と子どもは窓の外の景色を見ません。それよりも、おむつ交換・寝ぐずり・授乳などで頻繁にデッキへと移動していたため、通路側の人に迷惑をかけてしまうことが多かったように感じます。

お互いに気持ちよく利用するためにも、子連れで新幹線に乗車する場合は、通路側がベターです。

 

車のメリット:周りの視線が気にならない

子どもの泣きスイッチはどこにあるかわかりません。外出先で大泣きされたときには、周りからの冷たい視線がザクザクと刺さり、それそれは居心地の悪さを感じることでしょう。

それが、お盆や年末年始などの混雑期ともなると尚更です。混雑はそれだけで人をイライラした気持ちにさせます。そこに、子どもの泣き叫ぶが加わるのです。周りの人はもちろん、親だって気持ちが爆発しそうになるはずです。

もちろん車での移動でも、子どもがぐずったり大泣きすることはあります。それでも、車という閉鎖空間で泣かれることは、電車の中でそれが起こってしまうよりはるかにマシです。

公共の場では、「早く泣き止まさなければ!」「隣の人が迷惑そうに私たちを見ている!」といったように、周囲の目が本当に気になります

車を利用する最大のメリットは、そういった周囲への配慮が必要なく、気疲れしない点といえるでしょう。

 

出発のベストな時間は?

移動する距離、到着する時間にもよりますが、できるだけ子どもが寝ているうちに距離を稼ぎましょう。

運転手にとってはつらいかもしれませんが、個人的には夜間の移動がおすすめです。夜は子どもたちが寝てくれるため、「飽きた!」「降りたい!」「遊びたい!」とぐずる時間が少なくなります。

また、帰省ラッシュの時期でも夜間は比較的スムーズに移動ができるはずです。子どもがぐずりにくい、渋滞を回避しやすいという2点は、大きなメリットとなるでしょう。

 

早く目的地に到着するためには?

子連れ移動は、スピードを重視したくなります。「1分1秒でも早く目的地に到着したい!」という気持ちは、痛いほどわかります。

実際に私も、普段はあまり使わない追い越し車線でガンガン飛ばして運転したこともありました。けれども、無理な運転をしたところで、到着時間はそれほど変わらないのです。逆に疲れだけが溜まって、休憩時間が長くなったくらいです。

急がば回れという言葉がある通り、適正速度で安全に運転することが、何より重要です。絶対に無理をせず、適度な休憩をはさみ、地に足が付いた運転を心がけましょう。

 

まとめ

新幹線でも車でも、子連れでの帰省はやっぱり大変です。しかし、事前に情報を集め、しっかりと準備をすることで、その大変さを軽減することはできます。

また、子どもが飽きてしまったタイミングで、新しいおもちゃを与えるのもおすすめです。親が疲れてきたときは、スマホタブレットで動画を見せるのもよいでしょう。

スマホ育児と揶揄されることもありますが、大人も子どもも何時間という移動をがんばっているのです。少しくらいご褒美や息抜きがあってもいいはずです。

無理をせず、休めるときは休みながら移動することが、子連れ帰省をスムーズにするための秘訣かもしれません。